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厚生労働省医政局経済課の城克文課長は、後発医薬品数量シェア80%達成に向けて、後発医薬品使用推進策に加え、イノベーションの推進、臨床上の有用性の評価が定まっている基礎的医薬品(エッセンシャルドラッグ)の安定供給などの総合戦略により、医薬品産業全体の底上げをすることが不可欠との考えを改めて示した。政府が6月末にもまとめる骨太の方針に向けて、議論を進める。城課長は、数量シェアの急激な引き上げによる医薬品卸や先発メーカーへの影響に懸念を示した上で、「薬価の方向性も含めた医薬品産業全体の底上げをするための施策を考えなければ、もはや80%まで引き上げるのは難しい」と述べた。日本ジェネリック医薬品学会第9回学術大会で講演した。
2015.06.15