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広島のツーセル、膝軟骨の再生医療で治験最終段階に

バイオ系スタートアップのツーセル(広島市)が中外製薬と組んで開発を進めている膝軟骨の再生医療が実用化に向け最終段階に入っている。両社は10月に臨床試験(治験)の目標症例数となる70人目の手術を実施したと発表した。1年経過をみたうえで、中外製薬が製造販売承認を申請する。早ければ24年には発売できる予定だ。 手掛けているのは、膝の関節にけがをし軟骨を損傷した患者に対して投与する再生治療製品「gMSC1」だ。ゲ...

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患者が話す津軽弁が「難しい」 AI翻訳で医師救え、弘前大が開発中

方言の中でも聞き取りが難しいとされる津軽弁。青森県弘前市の弘前大学が人工知能(AI)を活用し、津軽弁を翻訳するシステムの開発に取り組んでいる。医療や観光の現場で使うことを想定し、今年からAIの学習に使う津軽弁の音声データを集め始めた。 「にやにやする」  これは、腹部などのしくしくとする鈍い痛みを表現する津軽弁だ。県外出身の医師も多い弘前大学病院では、方言を理解することが患者との対話の課題だった。  「弘大×AI×津軽弁プロジェクト」の代表を務める大学院理工学研究科の今井雅教授は「まずは医師が机の上に置いたスマートフォンで患者の言葉を共通語にテキスト化できるアプリを完成させたい」と話す。  プロジェクトには、理工学研究科や保健学研究科、人文社会科学部など、学部、研究科の垣根を越えた研究者が参加する。めざすのは医療や介護、観光、農業などの現場で活用できる翻訳システムだ。今井教授は「訪日外国人にも対応できる、方言と外国語の双方向変換システムにつなげたい」と展望を語る。  課題は、津軽弁特有の区別のあいまいな音や鼻濁音、短縮された言葉の変換だ。例えば「シ」と「ス」の区別があいまいで、「あなた」を意味する言葉は「な」と短縮される。  AIの翻訳学習には一言語あたり最低20万の文例が必要とされるが、これまでに集まった文例は医療分野を中心に約3千。「その10倍は集めたい」という。  プロジェクトは昨秋、翻訳システムのために集めた津軽弁約1万語を収録したデータベース「津軽語辞書」を作成。さらにAIが話し言葉を認識する際の精度を高めるため、ホームページ(http://tgrb.jp/)で津軽弁の音声データの募集を始めた。音声データはスマホなどで録音した音声ファイルをアップロードできるほか、音声収集用の専用アプリを使って登録することもできる。  今井教授は「まず1、2年で津軽弁を共通語のテキストに変換できる基本的なしくみを作りたい。年代を問わず協力をお願いしたい」と呼びかけている。

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【コラム】水沢か五島か?

毎度おなじみ流浪のMR向けメディア、MRジャーナルの担当者がやって参りました。コラムにはもはやMR向けの記事でも何でもないものも載せる方向で進めております。現役MRや元MRのかた、MR向けキャリアコンサルなど、きちんとした人にも寄稿してもらっているので、こういう話もいいのではないか、と思っています。 私は群馬で生まれたのですが、いわゆる小麦粉文化圏ということで、うどんをよく食べました。そして少し山のほうに行けば伊香保温泉近くに「水沢うどん」、という群馬名物の有名なうどんがあります。そのようなわけで、私は三大うどんは「讃岐」「稲庭」「水沢」だと信じて疑わず育ってまいりました。 しかしながら数年前、大阪に行った折に昔の後輩がやっている居酒屋に寄った時のこと、後輩が「締めに五島うどんどうですか。日本三大うどんの一つですよ」と言って勧められました。少し引っかかるところがあったものの、うどんは好きなのでありがたくいただきました。 「うまいねえ」と感想を言うと「五島うどんは日本三大うどんの一つなので、店においているんですよ」と後輩は言いました。 やはり引っかかるので、「君のいう三大うどんというのは何だね?」と尋ねたところ、「讃岐」「稲庭」「五島」と答えていました。 私はいやいや、「五島ではなく水沢だろう」と反論したものの、彼は譲りません。「讃岐」「稲庭」に勝てるとは思っていませんが、「五島」に負けるのはなんか悔しい、という気になり、「いやいや、五島より水沢だろう」と再度主張しました。 後輩は「では水沢のどこが五島に勝っているのですか?」と聞いてきました。そうなると私は弱い、「自分の地元だから」という答えしか浮かびませんでした。情けない話でございます。 対して後輩は五島うどんの特徴についていろいろ説明をしてくれました。私は酒が進んでいたので、もはや何も覚えてはいませんが。 何事もそうですねえ。反論するならそれなりの理由(事実)を述べられないといけません、という当たり前のことに気づかされました。 昔これに似た話を読んだことがあります。いろいろな名言を抜粋して集めているような本で谷沢永一が書いた本で、タイトルは「人間通」という本だったと思います。記憶があいまいですが。その中でシェークスピアの「ジュリアス・シーザー」の抜粋がありました。 「ブルータスは高潔だ。シーザーは○○し、○○し、○○した。ブルータスは高潔だ。シーザーは○○し、○○した」という比較を繰り返すんですが、ブルータスには「高潔だ」ということしか言及されないのに対し、シーザーには具体的なエピソードが次々出てきます。 私の水沢うどんはブルータスになっていた感じがしますね。

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政府 総額55.7兆円規模の「コロナ克服・新時代開拓のための経済対策」決定 治療薬を国が買上げ・確保

政府は11月19日の臨時閣議で、財政支出の総額が55.7兆円規模(事業規模78.9兆円)の「コロナ克服・新時代開拓のための経済対策」を決定した。このうちコロナ治療薬(中和抗体薬・経口薬)の確保・投与体制の構築などの新型コロナウイルス感染症の拡大防止に22.1兆円を財政支出する。新型コロナの経口治療薬については、薬事承認後に約60万回分を医療現場に供給するとともに、さらに追加で約100万回分も確保する。岸田内閣が掲げる公的部門における分配機能の強化では、看護職員を対象に、収入を月額4000円程度引き上げるための措置を講ずる方針を明記した。 経済対策は、①新型コロナウイルス感染症の拡大防止(財政支出・22.1兆円)、②「ウィズコロナ」下での社会経済活動の再開と次なる危機への備え(9.2兆円)、③未来を切り拓く「新しい資本主義」の起動(19.8兆円)、④防災・減災、国土強靱化の推進など安全安心の確保(4.6兆円)―の総額55.7兆円規模となる。政府は実質GDPの直接的な下支え・押し上げ効果を5.6%程度と試算している。 ◎治療薬の薬事承認後は約60万回分を医療現場に供給 追加で約100万回分確保 新型コロナ感染症の経口薬については、「年内の実用化を目指す」とし、「国産の経口薬の研究開発を支援し、国民の安全・安心を確保できるよう、承認された経口薬の国による買い上げを行い、必要量を確保する」と明記した。また、薬事承認が行われれば、「約60万回分を医療現場に供給するとともに、さらに追加で約100万回分も確保する」とした。中和抗体薬・経口薬については、入院に加え、外来・往診まで様々な場面で投与できる体制を全国で構築する。さらに、今冬をはじめ中期的な感染拡大にも対応できるよう治療薬の確保に万全を期す。 ◎患者が薬局に来所しなくても経口薬を入手できる環境を整備 オンライン診療活用で 医療提供体制については、「オンライン診療を活用するとともに、薬局における薬剤配送等により、患者が薬局に来所しなくても経口薬等を入手できる環境整備を行う」とした。また、オンライン診療・服薬指導の特例措置の恒久化等を通じ、「受診から薬剤の受領までの一連の過程をオンラインで完結できるようにすることで、利用者本位・患者本位の医療の実現を図る」と明記。診療報酬上の取り扱いを含め、オンライン診療・服薬指導の適切な普及・促進を図るほか、「電子処方箋の発行の際に必要となる医師の資格確認の利便性向上(医療機関による本人確認の活用等の検討)を進める」との方針を示した。 ◎看護職員の収入 1%程度(月額4000円)引上げ、2022年2月から前倒し実施 岸田内閣が肝いりで進める分配機能の強化では、看護職員の賃上げに言及した。看護については、まずは、「地域でコロナ医療など一定の役割を担う医療機関に勤務する看護職員を対象に、賃上げ効果が継続される取組を行うことを前提として、段階的に収入を3%程度引き上げる」と明記。収入を1%程度(月額4000円)引き上げるための措置を、2022年2月から前倒しで実施した上で、22年10月以降の更なる対応について、22年度予算編成過程で検討し、必要な措置を講ずるとした。なお、この措置については、看護補助者、理学療法士・作業療法士等のコメディカルの処遇改善にこの収入を充てるなど柔軟な運用を認めるとした。

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武田薬品 多発性骨髄腫治療薬ニンラーロの服用患者をサポート LINE公式アカウント開設

武田薬品は11月19日、がん患者サポートの一環として、LINE公式アカウント「ニンラーロ服薬サポート」を開設したと発表した。多発性骨髄腫治療薬ニンラーロの服薬患者や家族を対象としたサービスで、薬剤服用日や服薬有無をお知らせ機能で確認できるほか、毎日の体調を記録できる。同剤の服用方法や疾患情報を動画で解説するサイト「ニンラーロ.jp」などの既存サービスへのアクセスも簡便にし、新しい情報を入手しやすくした。 同社は、「患者さんが本サービスを利用することで、医療関係者とのコミュニケーションが円滑になるとともに、薬剤の適正使用推進につながることが期待される」としている。また、「当社は引き続き、デジタルツールを活用した患者さんへのサポートの提供を通じて、がん患者さんを取り巻く諸課題を解決し、よりよい医療の実現に貢献していく」ともコメントしている。

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