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【3月25日新着】アステラス 二重特異性T細胞誘導抗体でCytomX社と提携 固形がんの創薬目指す

【3月25日新着】アステラス 二重特異性T細胞誘導抗体でCytomX社と提携 固形がんの創薬目指す アステラス製薬とアメリカのバイオ医薬品会社CytomX Therapeutics, Inc.(本社:米国カリフォルニア州)は3月24日、CD3抗原とがん細胞表面の抗原を標的とした新規の二重特異性T細胞誘導抗体について、がんを対象とした共同研究開発と商業化に関する契約を締結したと発表した。CytomX社の独自技術の活用で、細胞傷害性T細胞をがん微小環境に届けることを可能にし、T細胞を介して抗がん活性を導き出せるという。将来的には、固形がんに対する治療薬としての創薬が期待される。

契約に基づき、CytomX社は、アステラスの資金拠出のもと、開発候補物質を選択するまでの研究を主導する。アステラスは、前臨床と臨床開発、商業化を主導し、契約一時金として8000万ドル(約89億円)をCytomX社に支払う。このほかCytomX社は、将来の前臨床と臨床開発、商業化の進捗によるマイルストーンとして16億ドル(約1700億円)以上を受け取る可能性がある。さらに、上市された場合、グローバルでの売上高に応じて1桁台後半から10%台半ばのロイヤリィを受け取る可能性がある。

新規の二重特異性T細胞誘導抗体は、2つの抗原結合部位を有する抗体が、それぞれの結合部位が異なる抗原に結合する抗体で、CytomX社のProbody技術と呼ばれる独自技術を用いて作成されたもの。Probody技術とは、抗体が腫瘍細胞で選択的に活性化することを可能とし、治療の幅を広げるマスキング技術。がん微小環境内でプロテアーゼによって活性化されるまで不活性状態を維持するため、正常細胞への結合を最小限に抑えることができる。このため、抗体は、がん細胞に選択的に結合し、毒性が低減され、有効性と安全性の高い治療を実現できる可能性があるとしている。
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