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【4月6日新着】国内後発品市場 19年に1兆円突破へ 23年に1兆2700億円、成長基調続く 富士経済

【4月6日新着】国内後発品市場 19年に1兆円突破へ 23年に1兆2700億円、成長基調続く 富士経済 富士経済はこのほど、国内のバイオシミラー(BS)を含む後発医薬品市場が2019年に1兆円を超えるとの予測をまとめた。19年の市場規模は1兆274億円と予測、18年実績(9557億円)から7.5%増となる。市場予測の最終年となる23年の後発品市場は1兆2727億円、18年実績から33%成長すると分析した。薬価の毎年改定といった市場縮小要因はあるものの、新規後発品の発売、オーソライズドジェネリック(AG)やBSの増加で後発品市場は拡大し続けるとしている。AG市場は23年に1918億円(18年実績比84%増)、BS市場は同1155億円(同5.2倍)になると予測した。

文末の関連ファイルに、日本の後発品市場、後発品置換え率、AGやBSの市場規模予測の資料を掲載しました(有料会員のみダウンロードできます)。

同社の市場予測は、同社専門調査員による参入企業や関連企業などへのヒアリングや文献調査などをもとにまとめたもの。調査期間は19年12月~20年2月。同社の市場規模(売上)データは販売元の出荷ベース。後発品の定義は、診療報酬点数表の後発医薬品に属するものとし、BSを含めた。後発品市場のほか、長期収載品市場も調べた。

その結果、後発品市場は23年まで毎年、1桁台の成長率で推移する。具体的には20年の市場予測は1兆1231億円(前年比9.3%増)、21年は1兆1826億円(同5.3%増)、22年は1兆2319億円(同4.2%増)、23年は1兆2727億円(同3.3%増)――と推移する。

分子に後発品、分母に長期収載品+後発品として、販売元出荷ベースでの後発品置換え率を算出したところ、18年実績は35.9%、19年見込は37.6%、20年予測は39.6%、21年予測は39.5%、22年予測は41.1%、23年予測は41.5%――になると分析した。長期収載品市場は特許切れ品目数の増加により、19年見込の1兆7021億円が23年も1兆7945億円と、1兆7000億円台の市場規模を維持するものの、後発品への置き換えはより進むとしている。

■AG市場 23年まで5年間の年平均成長率は10%超

後発品市場のうち、AG市場は18年に1000億円を突破し、18年~23年にかけて年平均10%超の成長が予想されると分析した。AGの市場規模は19年見込が1294億円(前年比24%増)、20年予測1596億円(同23%増)、21年予測1757億円(10%増)、22年予測1858億円(同6%増)、23年予測1918億円(同3%増)――と推移するとした。

高血圧、アレルギー、糖尿病、がん、婦人科領域でAGが伸び、19年には泌尿器疾患や腎疾患にAGが登場、20年には整形外科領域でも新たに登場見込みなことから、同社は「AGが発売される薬効領域が広がっている」と指摘している。

■BS市場 22年に1000億円超に

BSの市場規模は、18年実績の222億円が、19年見込470億円(前年比2.1倍)、20年予測807億円(同71%増)、21年予測937億円(16%増)と拡大し、22年には1064億円(同14%増)と1000億円を突破すると予測した。19年の急成長は、国内初のESA製剤ダルベポエチンアルファ(先発品名:ネスプ)のバイオセイムの登場によるもの。同社は、「今後特許切れとなるバイオ医薬品が増えることでバイオシミラーも増加していくとみられ、18年~23年にかけて年平均40%近くの成長が予想される」としている。
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