MRとして生きていく為の製薬業界動向・MR求人・MR転職情報サイト

【6月11日新着】日医会長選 横倉会長が会見 新たな社会の在り方を提言するのが日医の使命だ! 5期目の当選に意欲

【6月11日新着】日医会長選 横倉会長が会見 新たな社会の在り方を提言するのが日医の使命だ! 5期目の当選に意欲 次期日本医師会長に出馬を表明した横倉義武・現日本医師会長は6月10日、都内で記者会見に臨んだ。コロナ禍に揺れる医療現場の現状を見据え、「ここを乗り切り、次に予想されるパンデミックに備え、新たな社会の在り方を提言するのが、日医の使命だ。この使命を十分に果たすために、現在会長職にある私が引き続き、この問題に取り組んでいかなければならないと確信した」と出馬の決意を表明した。5期目の当選を目指す。会見には、副会長の推薦候補である愛知県医師会会長の柵木充明氏、大阪府医師会会長の茂松茂人氏、現職副会長である今村聡氏(東京都)が同席した。

◎副会長、常任理事候補者全員の直筆署名を記者に配布

同日は、「横倉執行部候補者一覧」として、横倉陣営のキャビネットに入った副会長、常任理事候補者全員の直筆の署名を記者に配布した。なお、常任理事は現職が名を連ね、近藤太郎氏(東京都)を新人で推す。会長選に立候補した中川俊男・現日本医師会副会長が示したキャビネットには今村副会長のほか、6人の常任理事に重なりがある。

今村副会長は同日の会見で、過去に中川氏から「もし自分が会長に就任することがあったら、その時に一緒に仕事をしてもらいたい」と話があったことを明かした。ただ、横倉会長から声がけがあって以降、中川氏からは打診はなかったとして、「メディアを通して(中川氏の)キャビネットを見て、大変驚いたというのが正直な気持ちだ」と明かした。「自分の意志で両方に手をあげていると思われるかもしれないが、そうした経緯ではない」と強調した。

◎一本化の提案に横倉会長「代議員会を開くのであればやらざるを得ない」

会長選以外は選挙を行わずに一本化するとの主張も一部にある。横倉会長は会見で、「本来的には代議員の先生の判断を仰がなければならないが、どうせ代議員会を開くのであればやらざるを得ない」と述べた。

横倉氏の後継と主張する中川氏との違いについては、「私はしっかりと相手の話を聞き、こちらの主張もしっかりと通す。一方的に我々の理念だけを通すことはあり得ない。医療政策を実現するためには、社会の理解が得ることが必要だ。主張をするのは簡単で楽だが、それだけでは政策は決まらないと思っている」と述べた。

横倉会長は選挙出馬に至るまでを振り返り、「新型コロナの感染が続いており、社会、国民が辛抱している中で選挙をすべきではないという思いが強くなった」として一時は引退を考えたとした。一方で、「今回私が身を引くという態度を示した後、医療関係団体をはじめ、多くの方から「まだ我々を見捨ててもらっては困る」、「国民を見捨てるのか」という、非常に強い叱責を受けた」と強く翻意を求められたという。ただ、「それ以上に、私の心の中で、この時期だからこそ、継続的に事にあたる責務があると確信した」と語った。

横倉会長は、「新型コロナに対応するために必要なあらゆる対策を講じ、医療機関や国民を守り、次のパンデミックに備える医療のあるべき姿を実現する」必要性を強調。すでに歩みを始めているとして、「会長が代わるというロスを排除し、継続的に国難にあたることが、何よりも現在の日医会長としての私の使命だと考え、会長選挙に出る決意をした」と述べた。

◎チーム横倉 松田選対本部長「もう一度、選挙をやるか」

同日の会見で、“チーム横倉”の選挙対策本部の本部長を務める松田峻一良氏(福岡県医師会会長)が出馬までの経緯を語った。5月22日に、ある地域医師会の会長から人事について話があると呼ばれたところ、「横倉会長勇退、中川副会長に譲るということ。横倉会長は名誉会長として政界との交渉はお願いしたい」との話だったという。これに対し、松田本部長は、「日医会長、世界医師会会長までなさった方に、出処進退は自分で決めていただかないといけない。一医師会会長が、申し上げるのはとんでもない。失礼だ、と申し上げた。まだ助けがいるような日本医師会の会長ではダメだ」と話したという。新型コロナの影響で緊急事態ではあったが、「もう一度、選挙をやるか」となり、「地元の昔からの仲間に31日に集まってくれということで、そこで(横倉氏は)話をした。立候補するという決意で、翌日、福岡県医師会の記者会見を開いた」との経緯を語った。
サイト内検索