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薬価の決定方法「知らない」は7割に 製薬協・生活意識調査

薬価の決定方法「知らない」は7割に 製薬協・生活意識調査 生活者で、薬価の決定方法を「知らない」と回答した人は約7割-。日本製薬工業協会(製薬協)は11月18日、「くすりと製薬産業に関する生活者意識調査」の結果を公表した。調査では、薬価が公定価格であると知っている人は23%で、知らない人が68%を占めた。製薬企業に対する信頼感は85.7%と高く、50代以上でより高い傾向が示された。

調査は、医薬品や製薬産業に対する患者・生活者の理解や認識の実態を把握し、医薬品や製薬企業に対する理解・信頼感を高めるための広報活動の基礎資料として用いる目的で実施した。調査対象は、首都圏および京阪圏に居住する満20歳以上の男女2000人で、インターネットを介して実施した。調査期間は、7月20日から25日まで。

その結果、医薬品の価格決定方法を「処方される薬の値段は公定価格であり、国が決める」と知っていた人は23.2%。「知らない」が68.2%、「OTCと同様、販売者が決めている」が8.6%だった。正しく、薬価の決め方を回答した人は2割にとどまった。薬価が“公定価格”と知っていたのは60代(31.8%)、70代以上(31.3%)でほかの世代よりも高率だったものの、3割にとどまった。また、かかりつけ薬局があると回答した人の方は29.5%が公定価格であることを知っており、かかりつけ薬局を持たない人より高率となった。

◎医薬品の価格 「高いと感じる」が46.6%

医薬品の価格については、「高いと感じることがある」が46.6%でトップ。「妥当な値段だと感じている」が26.7%、「意識したことはない」が23.1%となった。高額薬剤の登場を報道で見たときの意識としては、「価格だけでは何とも言えない」が33.9%、「いくら画期的な薬剤でも受け入れられない」が28.8%、「膨大な研究開発費がかかっているのでやむを得ない」が26.1%、「画期的薬剤は、いくら値段が高くても価値がある」が10.4%で回答は分かれた。

◎製薬企業「信頼できる」が85.7% よく効く薬に期待する声多く

製薬企業に対する信頼感は、「信頼できると思う」が14.2%、「まぁ信頼できると思う」が71.5%だった。製薬産業のイメージは、「社会的必要性が高い産業」、「技術力が高い産業」がともに92.5%でトップとなった。一方で、「自然環境を守るのに熱心」は46.2%と低率だった。また、「情報提供に積極的な産業」、「消費者の声を聞こうとする産業」のイメージは、20代と70代以上で開きがみられた。

自由回答で、製薬産業、製薬企業への期待を聞いたところ、トップは、「よく効く薬・早く効く薬を作ってほしい」が549件でトップ。「新薬の開発/さらなる研究開発」、「安全な薬・副作用の少ない薬の開発」、「新型コロナの薬・ワクチンの開発」などが次いだ。

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