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【4月21日新着】ロシュ 新型コロナウイルス感染症の抗体を検出する検査薬を開発 5月中に国内申請へ

【4月21日新着】ロシュ 新型コロナウイルス感染症の抗体を検出する検査薬を開発 5月中に国内申請へ ロシュ・ダイアグノスティックスは4月20日までに、親会社のF.ホフマン・ラ・ロシュ社(スイス・バーゼル)が新型コロナウイルス感染症の抗体を検出する検査薬・Elecsys Anti-SARS-CoV-2を開発したと発表した。5月中にも国内で承認申請を行う見通しだという。同社の全ての免疫分析装置による検査が可能で、約18分と反応時間が短いのが特徴。1時間当たり最大300テストの測定が実施できるという。

Elecsys Anti-SARS-CoV-2は、血清および血漿中の新型コロナウイルス感染に対する抗体を検出し、免疫反応状態を判断する体外診断用医薬品で、IgMとIgGの総量測定に基づく定性検査。カセットタイプのデザインを採用しており、試薬を機器にセットする作業が簡便にできるのも特徴だという。同社によると5月初旬までに、CEマークの取得や、FDAの緊急使用許可(EUA)の取得を目指している。さらに6月までに、毎月の生産量を数千万テストにする計画を立てており、「できるだけ早くさらなる増産に取り組んでいく」としている。

抗体検査は、海外で先行しているが、国内でも実用化に向けた動きが出始めている。加藤勝信厚労相は17日の記者会見で、「キット自体の性能をチェックし、具体的な段取りを調整している状況だ。状況が整えば早期に取り組みたい」と述べていた。抗体検査が運用されれば、医療従事者など感染リスクの高い人に対し、業務に従事するかどうかを判断する一助となるほか、免疫獲得の機序解明につながると期待が寄せられている。

◎全世界への供給に向け、生産能力を増強

ロシュグループのセヴェリン・シュヴァンCEOは、「医療システムを維持するためには、市場のすべての検査が信頼性を担保していなくてはならない。ロシュは、保健医療当局と密接に連携しながら、本検査薬の一刻も早い全世界的供給の確保に向けて、生産能力の増強を進めていく」とコメントしている。
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