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【2021年7月20日】骨代謝・骨粗鬆症学会 エルデカルシトール供給不足で骨粗患者へのアルファカルシドール切替え避ける

【2021年7月20日】骨代謝・骨粗鬆症学会 エルデカルシトール供給不足で骨粗患者へのアルファカルシドール切替え避ける 日本骨代謝学会、日本骨粗鬆症学会は7月19日、「エルデカルシトールおよびアルファカルシドール供給不足に伴う骨粗鬆症患者への対応に関する提言」を公表した。学会は、エルデカルシトールおよびアルファカルシドールの供給が不足する事態となっていることを問題視。その上で、「エルデカルシトール供給不足の代替策として、骨粗鬆症患者への処方をアルファカルシドールに切り替えることは避けるべき」と強調した。さらに、新規に骨粗鬆症治療を開始する場合も、エルデカルシトールおよびアルファカルシドールの使用を控えるよう呼びかけた。

◎副甲状腺機能低下症、くる病・骨軟化症等に使用するアルファカルシドールの供給確保へ

活性型ビタミンD3製剤の出荷調整の拡大は、医療現場にも大きな影響を与えている。骨代謝学会など2学会の提言では、「アルファカルシドールは副甲状腺機能低下症や腎不全に伴う続発性副甲状腺機能亢進症、くる病・骨軟化症患者において必要度の極めて高い薬剤である」と指摘。これらの疾患の患者に対するアルファカルシドールの供給を確保するために最大限の努力を払うことが必要となります。したがって、エルデカルシトール供給不足の代替策として、骨粗鬆症患者への処方をアルファカルシドールに切り替えることは避けるべきであると考えると強調している。

◎供給回復までの対応策 他剤併用の場合は「一旦休薬も」

エルデカルシトールおよびアルファカルシドールの供給が回復するまでの間の対応策も示した。具体的には、①エルデカルシトールをアルファカルシドールに変更することは避ける、②新規に骨粗鬆症治療を開始する場合は、エルデカルシトールやアルファカルシドールは 避ける、③アルファカルシドールもしくはエルデカルシトールを他の薬剤と併用している場合は、必要性を検討し、短期間休薬できるようであれば一旦休薬する、④デノスマブと併用の場合は、可能であればエルデカルシトールやアルファカルシドールをデノタスに変更する、⑤エルデカルシトールやアルファカルシドールを単剤で処方の場合は、他の薬剤への変更 を検討する。なお、骨粗鬆症治療は中断しないことが望ましい、⑥ビタミンD不足・欠乏に対しては、サプリメントとして天然型ビタミンDの補充を考慮する、⑦アルファカルシドールもしくはエルデカルシトールを処方する場合は、できる限り長期処方を避ける(30 日処方までとする)-をあげた。

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