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慶応大学病院 慢性疾患等の受診予約患者に「電話診療等による処方せん発行」 コロナ感染者急増で対応

慶応大学病院 慢性疾患等の受診予約患者に「電話診療等による処方せん発行」 コロナ感染者急増で対応 新型コロナウイルス感染症のオミクロン株による新規陽性者数の増加に伴い、医療機関は一般診療の受診患者の感染防止対策に追われている。慶応義塾大学病院は1月7日、感染防止の観点から、すでに受診予約のある患者に対し、電話診療等による処方せんを発行すると公表した。同院はオンライン診療(電話診察を含む)による診療・処方せん発行に関する情報をホームページに公開。電話診療等による処方せん発行を希望する患者への対応を進めている。このほか新型コロナ感染症の診療を行っていない千葉県がんセンターは1月8日、入院患者への面会を原則禁止にした。ほかにも多くの医療機関で面会制限から面会禁止に切り換える動きが広がっている。

慶応義塾大学病院は、慢性疾患などで継続的な投薬を必要とする患者のうち、2月4日まで受診予約のある患者が希望すれば電話診療等による処方せんを発行する。同院のホームページには「電話診療等による処方せん発行申し込みフォーム」を掲載。患者がフォームに必要事項を記載し、送信すると、後日担当医師から電話で患者に連絡が入り、その際に電話診療の予約を行うことができる。処方せんは、電話診療の翌診療日に患者の希望する調剤薬局にFAXするとしており、患者は指定した調剤薬局で、医薬品を受け取ることができる。なお、処方せんの原本は薬局に郵送する。電話診療に際して、外来診察料と処方せん料等がかかることを患者に情報提供しており、その際の支払いについては次回の来院時に求める方針だ。

同院は、当面2月4日までの受診予約のある患者を対象に行うとしているが、コロナ感染の新規陽性者数の推移などを見据えながら、対応を進める考え。このため「毎週金曜日夕刻に次の一週を開放する」としている。

◎入院患者への「面会制限」を「面会禁止」に切り換え 一般受診患者の感染リスク回避

コロナの新規陽性者数の急増に伴い、医療機関側はこれまで「入院患者への面会制限」を「面会禁止」に切り換える動きも見えてきた。千葉県がんセンターは1月8日から原則、面会禁止とした。東京医科歯科大学病院は、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、外来時および入院時の付き添いは最小限の人数とするよう求めている。東京医科大学病院は昨年11月4日から実施してきた「一般面会の制限」を12月22日から一般面会の中止を億票している。横浜市立大学附属病院は入院患者の「面会禁止」とし、入院日・退院日の付き添いは「原則1名」、衣類など荷物の受け渡しは「10分以内」で、15時~17時にナースステーションで受け渡しを行うとしている。こうした動きは他の大学病院や基幹病院にも広がっている。コロナ対策は、コロナ病床の確保に加えて、コロナ以外の患者の外来や入院の医療体制をいかに確保するかが課題となってきた。
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