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【コラム】部活動の経験は活きる

【コラム】部活動の経験は活きる 突然ですが皆さんは就職活動の時の自己PRではなんのエピソードを話されていましたか?
グループ面接の時に他の就活生の話でよく聞いたのが、アルバイト、サークル、ゼミなど
でした。
そして皆決まって部長やリーダーといった大層な役職だったのですが、「そんなにリーダ
ーって多いか?」と思ったのを今でもはっきりと覚えています。
かくいう私は、要職には就いていませんでしたが大学の体育会に所属しており、全ての面
接で部活動のエピソードを自己PRで話しました。
自慢になりますが面接官の食いつきも良く、面接の突破率もかなり高かったです。
実際の入社後も体育会で培った考え方やストレス耐性が活きていることを感じる場面によ
く遭遇します。
今回は部活動の経験が営業活動に好影響をもたらす理由を3つ厳選しましたのでご紹介い
たします。
◆勝利のための戦略を自然と考えられる
私はとある団体スポーツをやっており、全国学生選手権でも優勝するほどの強豪校に所属
していました。
とはいえ私は4年生になってようやくメンバー入りし、最後の大会でもレギュラー入りは
果たせず終わりましたので、個人としての実力は大したものではありませんでした。
勝利のための戦略とは少し違うのですが、私はメンバー入りを最終目標に設定し、メンバ
ー入りのための戦略を真剣に考え実行した話を就活時の自己PRで話していました。
目標に対して今の自分の位置、誰に勝てばメンバー入りが確実なのか、足りない点を考え
、練習を怠らず地道に努力をし、手触り感をもって目標達成のイメージを持てたこと、そ
して目標を実現できたことは大きな自信になりました。
MR活動に置き換えると来期の目標が決まった時点で、目標達成のための課題の抽出、そ
の解決策を策定し、目標達成のための道筋を考え、実行するスキルと言えるでしょう。
◆負け慣れている
体育会学生は勝負の回数が多く、自然と負ける回数が多いんですよね。
負けを認めてまた練習に励みます。
営業でいう負けを「断られる」と定義した際に、断られたからおしまい、そもそも断られ
るのが怖いから動かないというケースを耳にするケースがかなりあります。
例えば、新型コロナウイルスの影響で訪問が禁止されている施設に所属している医師への
電話など、私は意外と物怖じせずに電話することができるのです(断られることの方が多
いですが)が、意外と同僚が電話すること自体を渋っていることに気付きました。
MRの場合、同じエリアを年単位でマネジメントするので、ターゲットの医師に断られて
しまったからと言って、その医師をターゲットから外すということは基本的にできません

体育会学生はその場で負けを潔く認め、ではどうしたら勝てるのかを考え、実行に移せる
のが大きな強みだと考えています。
◆馬鹿になれる
体育会というと上下関係が厳しいというイメージをお持ちだと思いますが正にその通りで
す。
例にもれず私の所属していた部活動でも上級生の言うことは絶対でした。
1年生の間はずっと坊主、先輩の部活動具の管理など、強くなること、勝つこととは無関
係な規則が沢山ありました(聞いたところ現在はこのルールはなくなっているそうです

)。
その代わり部活動の後は食事をご馳走いただいたりと嬉しい場面があったことも事実です

話が逸れましたが体育会学生は多少の理不尽には結構余裕で耐えることができます。
皆さんのエリアでも仕事と関係ない場面で無茶ぶりをしてくる同僚や上司、得意先はいま
せんか?
私はこの無茶ぶりを馬鹿になって受けることができ、その結果「無茶ぶりしても面白く返
してくれる奴」という評価を得ることができました(笑)。
これができると可愛がってもらえ、何かとプラスに働くことが多いんですよね。
今回の記事は読んでいただいているMRの皆さん全員に当てはまる題材ではなかったかも
しれません。が、体育会出身者は上下関係をわきまえている、元気で声が大きいだけでは
ないということを知っていただきたくてこの記事を書きました。
体育会学生の皆さん!部活動で培った経験やスキルは間違いなくビジネスの場でも活きま
すので、自信を持って営業しましょう!
今回は、外資系メーカーでご活躍のMRの方から寄稿いただきました。
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