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アステラス製薬 グローバル基幹システムを導入 販管費適正化や社員の高付加価値業務への集中化に期待

アステラス製薬 グローバル基幹システムを導入 販管費適正化や社員の高付加価値業務への集中化に期待 アステラス製薬の日米欧3拠点における基幹システムの導入が完了した。支援したアクセンチュアが2月25日に発表したもの。国や事業拠点、部門に跨るサプライチェーン、人事、購買、会計などのデータ連携と統合を可能にした。これにより将来のビジネス機会の創出やリスク予測などに活用でき、意思決定や業務遂行をデジタル上で可能にする。アステラス製薬はグローバルの業務統合を目的としたGBS(Global Business Service)構想を進めており、今回の基幹システム導入で、販売管理費の適正化や社員の高付加価値業務への集中化などのビジネス環境が整うと期待している。

◎AI、RPAなどデータとデジタル技術と組み合わせで革新的医療ソリューションを創出

アステラス製薬は、グローバル規模のBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)を進めているところ。今回、アクセンチュアの支援を受けて導入した基幹システムのデータとBPOで取り扱うデータに、AI(人工知能)、RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)やアナリティクスなどのデジタル技術を組み合わせることで、インテリジェント・オペレーションが実現する。これにより販売管理費の適正化を行うことができ、革新的な医療ソリューションの創出に向けた経営基盤の強化が可能となるという。

◎BCPや合併・買収など事業拡大の意思決定にも対応

アクセンチュアが支援した基幹システムはDXプラットフォームである「SAP S/4HANA」を中核とし、Microsoft Azureのパブリッククラウド上で運用されるというもの。クラウドが持つ柔軟性によって最新技術を迅速に組み込むことができ、BCP(事業継続計画)への対応や、合併・買収などの事業拡大に即座に対応できる。また、グローバルで適所に人材の配置と評価を可能とするSAP SuccessFactorsも導入され、社員のイノベーションをさらに促進させる仕組みとして期待される。

◎アステラス製薬 須田情報システム部長「データ駆動型の経営プラットフォームとして進化」

アステラス製薬情報システム部の須田真也部長は、「全てのトランザクションデータが1か所に集約され、経営面から見ても将来の予測をしやすい環境になっている。これをうまく活用して、データ駆動型の経営ができるビジネスプラットフォームとして進化させたい」と強調した。また、同社グローバルビジネスサービス部の藤田基部長は、「販売管理費の適正化や社員の高付加価値業務への集中化など、ビジネスに貢献できる環境が整いつつある。今後はAI、RPAなどのデジタル技術を活用することで業務の可視化、自動化を徹底して行い、インテリジェント・オペレーションの実現を推進したい」と意欲を示した。

◎アクセンチュア・永田日本統括「イノベーション創出を強力に支援したい」

一方、アクセンチュア執行役員テクノロジーコンサルティング本部の永田満・インテリジェントプラットフォームサービス日本統括は、「今後も製薬業界に対する深い知見、全世界でOne Teamで支援可能なグローバルネットワークという強みを活かし、アステラス製薬のイノベーション創出を強力に支援していきたい」とコメントした。
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