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ミクス編集部調査 営業車はMRにとって「第2の仕事場」 車内からオンライン面談、場所選びで苦労も

ミクス編集部調査 営業車はMRにとって「第2の仕事場」 車内からオンライン面談、場所選びで苦労も 「いまや営業車は、MRにとって第2の仕事場と言えるかもしれない」-。ミクス編集部が現役MRを対象に行った「コロナ禍のMR活動」に関する調査からこんな結果が浮かび上がった。コロナ禍で増えた「働く場所」のトップは「自宅」で、全回答(有効回答85人)の82.4%を占めた。次いで「営業車の中」が78.8%となり、「営業所」の20.0%を大きく引き離した。調査では営業拠点(営業所、支店)以外の活動で困ったエピソードを寄せて頂いた。営業車内から行うオンライン面談をめぐり、「iPhoneが高熱を発し、ネットが切れてしまった」や「突然大雨が降ってきて双方の音声が聞き取り難くなった」などの苦労話が多数寄せられた。

◎MRの不安や悩み 「競合メーカーのMRの動きが見えず不安を感じた」が1位に

コロナ禍の長期化に伴い、MRの働き方や日常業務に対する不安や悩みも、コロナ前とは異なっている。ミクス編集部が行ったMR活動調査では「在宅勤務やテレワークが増加するなかで感じた不安」について回答を求めた。その結果、1位は「競合メーカーのMRの動きが見えず不安を感じた」で全回答の52.9%を占めた。2位は「先輩、上司、同僚とのコミュにケーションの機会が減った」で40.0%、3位は「リアル面談が減った」で37.6%、4位は「オンライン面談による医療者とのコミュニケーション」で21.2%と続いた。社内外を含めてコミュニケーション不足による不安感が拡がっており、蓄積する心的不安をどう発散するかで悩むMRと、長引くコロナ禍に伴う社員へのメンタルケアの必要性が浮かび上がった。

◎MRの働く場所 営業車内で過ごす時間が増加 担当病院の近くで待機も

コロナ禍におけるMRの「働く場所」にも変化がみられる。コロナ前は対面でのリアル活動が殆どを占めたMR活動において、オンライン面談やテレワークを行う場所の確保は深刻だ。編集部の調査結果からは、「自宅」や「営業車の中」が働く場所の上位にランクされ、営業所や支店などの営業拠点を大きく上回った。このうち「営業車の中」への回答が78.8%と高率だった背景として、アポイントメールを送付した医師から「いまからリアル面談できるよ」や、「いまからオンライン面談できるよ」というケースへの即時対応に備え、MRは担当病院の近くで待機することが多いと分析した。また、訪問自粛要請中の病院は駐車場にも入れないため、近隣の商業施設の駐車場で待機することも多く、営業車内から行うオンライン面談についても、通信環境や周辺の「音」、「明るさ」などに気を遣うなど、四苦八苦する状況がうかがえた。

◎車内でのオンライン面談 通信環境や周囲の音 場所探しで四苦八苦

ミクス編集部に様々なコメントが寄せされた。営業車内から行ったオンライン面談で困ったエピソードは、「通信環境の悪い場所でオンラインがうまくできなかった」(大学病院担当)、「周りの音が大きく困った」(開業医担当)、「夕方になると暗くなるので画面映りも暗くなってしまう。また騒音も気になる」(病院担当)など。また「アイドリングが条例で禁止されているため、デバイスの充電ができておらず、電池がギリギリの状態だった」(病院担当)や、「コンビニ駐車場や一般店舗駐車場で駐車時間が増える。一般の方の目に触れる」(開業医担当)というものもあった。

ハプニング系では、「真夏の車中でのオンライン面談など、エアコン音が邪魔になる。郡部では屋根のある駐車場が少なくOFFにしたことで熱中症が不安になった。観光地では、コロナ禍で駐車場も閉鎖され面談場所がなく困った。夜の車中オンライン面談は、光量が少なく、心霊写真のような映像になってしまった」(開業医担当)といったものも。工夫していることでは、「車中で背景を使う際に、ヘッドレストを取り除く」(開業医担当)や、「車内での面談際には私用スマホにアプリをダウンロードしてモニターとして使用している。車内での面談の際には膝の上に板を置き安定するようにしている」というアイディアも寄せられた。
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