MRのためのニュース・求人情報サイト

【コラム】MRをやめてわかったMRという仕事の特徴、異業種の営業との違い

【コラム】MRをやめてわかったMRという仕事の特徴、異業種の営業との違い 私はMR→他業界営業職→MRという比較的レアな経歴を持っています。
ちなみに転職先は社員100人に満たない医療×ITベンチャーで、製薬会社が属するいわゆる
大企業とは歴史や働き方がかなり異なっていました。
MRから他業界営業職に転職した際に大きなギャップを感じたので、今回はそのギャップ
について3つ紹介したいと思います。
特に新卒からずっとMRとして働いている方は、今回の記事によってMRがいかに特殊な職
業か、知ってもらえたらと思います。
◆お金に関する書類の扱い
MRの仕事は「医薬品に関する情報を提供・収集し、適正使用を促す」ことです。
MRは医薬品の“情報”を扱うだけで、実際の医薬品は医薬品卸売会社のMSによって得意先
と価格交渉・納品がなされていることは言うまでもありません。
MRは見積書や請求書の作成・発行を行わず、金銭取引を行わない珍しい営業職であると
いうことを、転職した際に痛感し、かなり苦労しました。
「見積依頼を受ける→見積書作成・送付→発注書受領→納品書作成・納品物と一緒に送付→
先方より納品を確認→請求書送付→支払いを確認→領収書の送付」というビジネスでは至極
一般的な書類の作成や流れをMRだと経験することがほぼないんですよね。
本来商品やサービスは作成者が値段をつけるものですが、製薬業界では国が医薬品の値段
を決める薬価制度によって、MRは価格交渉にかかわることができない特殊な営業職であ
ることを改めて認識しました。
◆プレゼン資料作成
MRによる情報提供は会社が作成した紙媒体のパンフレットや電子媒体のスライドで行わ
れ、自作スライドでの情報提供は「医療用医薬品販売ガイドライン」によって禁止されて
います。
スライド作成の機会は社内向けのプレゼン資料くらいではないでしょうか。
それが転職後は顧客に提示するスライドを1から自分で作成することになり、毎回上司に
添削いただいていたのですが、9割直されて返ってくることもありました。
前職も医療業界なのでMR出身者も何人かいたのですが、大手コンサル出身の前職社長に
「MRは説明会慣れしているのでプレゼンは上手だけどプレゼン資料作成は全くダメだよね
」とはっきりと言われたのを覚えています。
このプレゼン資料作成、勉強してみると奥が深くて、フォントの大きさや掲載する情報量
など最も効率的に相手に伝えるノウハウは非常に勉強になりました。
現在MRとして期初に目標達成プラン資料を作成・プレゼンするのですが、資料の分かり
やすさについては、上司から定評頂いているので前職で培った資料作成スキルが活きてい
ると感じています。
◆活動<成果
営業であれば、数字がすべて。
勿論MRも目標数字の達成が最も重要ですが、評価には活動指標も組み込まれているので
はないでしょうか。
前職では活動評価がなく、完全に成果次第で評価が決まりました。
目標達成に対するシビアさが段違いでしたが、それは即ち年齢にかかわらず成果を上げた
人が正当に評価される環境だったと言えます。
事実、私の1年半前に入社し年齢が2つ上の超優秀な先輩が営業部門のトップでした。
成果次第なので社内でのごますりがなく、遠慮がいらない環境は新鮮でした。
MRでは業界の規制があるため難しいと思いますが、成果を上げるためならどんな手段を

使ってもいい、という環境は自力で考える力が醸成され刺激的だったなと思います。
MRは金銭取引を行わなかったり自作スライドの使用が禁止だったりと非常にユニークな
営業職だということを、MRしか経験していないとなかなか知る機会は限られているので
はないでしょうか。
MR⇒異業種⇒MRと転職し、現在は外資メーカーでご活躍のMRからの寄稿です。MRが他と違う点についてです。参考にしていただければと。
サイト内検索