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大正製薬 OTC販売機で約30品目の販売を実証 5月から新宿駅構内で

大正製薬 OTC販売機で約30品目の販売を実証 5月から新宿駅構内で 大正製薬は3月29日、駅構内のドラッグストア付近の販売機を用いて一般用医薬品(OTC)を販売する実証を開始すると発表した。実証はJR新宿駅構内で実施。ドラッグストアにいる薬剤師、または登録販売者が内容を確認し、販売を許可する仕組みとすることで、店舗と同等の管理体制の下でOTCの適切な管理と販売の実現を目指す。購入できるのは、風邪薬のパブロンシリーズ、解熱鎮痛薬のナロンシリーズ、鼻炎治療薬のクラリチンなど、第2類、第3類医薬品の約30品目。実証は5月下旬から3か月程度の実施を予定する。

OTC販売機は、JR新宿駅ドラッグストアEki RESQ新宿南口付近に設置。購入に際しては、タッチパネルで実証への参加に同意することを確認する。「風邪薬」や「胃腸薬」など商品か、「頭が痛い」、「鼻水が出る」などの症状から、商品を選択。選択した商品の効能や用法・用量、注意事項を確認してもらう。その後、店舗にいる薬剤師または登録販売者が内容を確認し、販売を許可する仕組みだ。販売が許可されれば、交通系ICカードでの決済を経て、商品を受け取ることができる。なお、実証に際し、IoT 自動販売システムの企画・開発・運用事業を展開する、ブイシンク(東京都千代田区)と事業協業契約を締結したことも発表した。

OTCの販売をめぐっては、インターネット販売では配送時間によるタイムラグ、店舗では薬剤師や登録販売者など資格者の人材確保などの課題がある。米国では、OTCの自動販売機がすでに活用されている状況にあるという。

◎OTCへのアクセスを強化 「セルフメディケーション意識の向上や医療費削減の一助に」

同社は、「一般用医薬品のリーディングカンパニーとして、薬局やドラッグストアと協力し、これまで一般用医薬品を購入することができなかった場所や時間でも購入できる方法を実現し、セルフメディケーション意識の向上や医療費削減の一助となることを目指し、健康社会のさらなる発展に貢献する」としている。

実証は、「新技術等実証制度(規制のサンドボックス制度)」に基づいて申請した「駅改札内における OTC 販売機を用いた一般用医薬品販売の実証」に関する新技術等実証計画」で、2021年4月23日に、厚労相、経産相の認定を取得していた。
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