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旭化成メディカル 次世代抗体医薬品CDMOの米国バイオノバ社を買収

旭化成メディカル 次世代抗体医薬品CDMOの米国バイオノバ社を買収 旭化成メディカルは4月19日、バイオ医薬品企業への製造プロセス開発受託、抗体医薬品GMP製造受託を行う米国バイオノバ サイエンティフィック社を買収する契約を締結したと発表した。同社によると、バイオノバ社の製造プロセス開発力は製薬企業などから高く評価されており、抗体薬物複合体(ADC)や二重特異性抗体など製造が難しい複雑な次世代抗体医薬品についても「多くの実績を持っている」という。GMP製造についても、シングルユースバイオリアクター(使い捨てを前提に設計された樹脂製の培養槽)をはじめとする最新設備を保有し、抗体医薬品の市場拡大に伴い高まる需要に対応できるとしている。

買収金額は非開示。ただ、親会社の旭化成広報部は本誌に、旭化成グループが2021年12月に買収したイスラエルの医療機器メーカー・イタマー社の買収金額約590億円を下回る金額だと説明した。

旭化成グループはバイオプロセス事業をヘルスケア領域の成長エンジンの一つに位置付けている。今回のバイオノバ社の買収により、バイオプロセス製品事業、装置事業、バイオセーフティ試験受託サービス事業に加え、製造プロセス開発に強みを持つバイオ医薬品CDMO事業を獲得することになる。

同社は、「製造プロセス開発やGMP製造は顧客の製品実現プロセスの中核をなすもの」とした上で、「バイオノバ社の持つノウハウを活かすことで、新薬開発・製造プロセスにおいて次世代抗体医薬品顧客を含む、より幅広い顧客層に多くのサービスを提供することができるようになる」としている。

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