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22年度のいつ頃に出荷調整が解除されるかについて、同社は「製造販売元の杏林製薬から説明がある」とした。杏林製薬は本誌取材に、5月11日に開示予定の21年度決算資料の中で明らかにすると説明した。
ベオーバは杏林製薬とキッセイ薬品が共同販売している選択的β3アドレナリン受容体作動薬。19年12月の長期投与解禁を機に想定以上の需要があり、両社とも20年から出荷調整を継続。生産体制を再構築している。
◎医薬品事業 21年度は4%減収 薬価改定影響大きく
キッセイ薬品の21年度連結業績は、売上653億8100万円(前年度比5.3%減)、営業損失14億200万円、親会社帰属純利益129億2100万円(144.5%増)だった。
医薬品事業の売上は541億4700万円(4.0%減)だった。ベオーバや夜尿症・中枢性尿崩症治療薬ミニリンメルトOD錠などは好調だった一方で、21年度薬価改定で7%台の改定影響を受けるなどして減収となった。
◎営業損失 減収や研究開発費の増加が影響
利益面は、減収に加え、研究開発費を主とした販管費の増加などで営業損失を計上。研究開発費は103億6300万円で、前年度から7.7%伸びた。一方で、投資有価証券売却益の計上などにより、親会社帰属純利益は大幅増益となった。
◎22年度 医薬品事業は5%増収を計画 ベオーバ大幅増や技術料収入などで
22年度の連結業績は増収、営業利益及び経常利益の増益を見込んだ。医薬品事業は570億円(5.3%増)を計画。ベオーバの大幅増収や、薬価収載手続き中の顕微鏡的多発血管炎・多発血管炎性肉芽腫症治療薬タブネオスカプセル(一般名:アバコパン)及び潰瘍性大腸炎治療薬カログラ錠(カロテグラストメチル)の市場導入、導出品に係る技術料収入などにより、22年度薬価改定での9%台の改定影響を吸収できると予想した。技術料収入は42億円(前年度5億1800万円)を計画しているが、どの導出品による収入かなど詳細は開示していない。利益面は増収、売上原価率及び販管費の低減などにより増益を見込む。
【21年度連結業績 (前年同期比) 通期予想(前年同期比)】
売上高653億8100万円(5.3%減)、680億円(4.0%増)
営業利益△14億200万円(-) 28億円(-)
親会社帰属純利益129億2100万円(144.5%増)、100億円(22.6%減)
【21年度の国内主要製品売上(前年同期実績) 通期予想、億円】
ベオーバ 81(70) 110
ミニリンメルト他 39(34) 39
ユリーフ 28(36) 22
ピートル 57(58) 63
ダルベポエチンアルファBS 37(48) 36
エポエチンアルファBS 38(44) 22
グルベス 38(43) 34
グルファスト 11(11) 10
マリゼブ 12(15) 12
タブネオス -(-) 7
カログラ -(-) 3
レクタブル 8(7) -
サラジェン 14(15) 11
注)1億円未満切捨て。レクタブルは22年4月からEAファーマのみ販売し、キッセイ薬品はコ・プロしている。