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メディパルHD 研開型バイオベンチャーのChordia Therapeuticと業務提携 製品流通・情報提供で支援

メディパルHD 研開型バイオベンチャーのChordia Therapeuticと業務提携 製品流通・情報提供で支援 メディパルホールディングス(HD)は5月19日、がん領域に特化した研究開発型バイオベンチャーの Chordia Therapeutics社と業務提携に関する基本合意書を締結したと発表した。締結日は5月13日。Chordia社が開発中のCLK阻害薬CTX-712などの製品を自社販売する際に、メディパルHDの流通網や医療従事者向けデジタル情報提供プラットフォームを使って、市場浸透を支援する。なお、今回の業務提携にあわせてChordia社の第三者割当増資をMEDIPAL Innovation投資事業有限責任組合が引き受け、出資することも決定した。

Chordia社は、2017年11月にがん領域に特化した研究開発型バイオベンチャーとして「湘南ヘルスイノベーションパーク」(湘南アイパーク:神奈川県藤沢市)に設立した。リードプログラムとして開発が進んでいるCLK 阻害薬 CTX-712 は、進行・再発又は難治性悪性腫瘍患者を対象に、現在第 1相臨床試験が国内で実施されている。ほかにも、CDK12阻害薬CTX-439や、GCN2阻害薬など複数のパイプラインの研究開発を手掛けている。

◎流通ネットワークの活用や「RD-MR」による市場浸透にも期待

Chordia社は今回のメディパルHDとの業務提携について、「基本合意書に基づき、業務提携にむけた具体的な協議を進めている」としており、メディパルの強みである流通ネットワークの活用も視野に入れている。一方、メディパルHD側も、MR認定試験に合格したMSなどで構成し、希少疾患領域に特化して情報提供を行う「RD-MR」(Rare Disease MR)を組織しているほか、デジタル情報を活用した医療従事者向け情報提供プラットフォーム「Clinical Cloud by MEDIPAL」などを構築しており、「当該製品の市場浸透を支援したい」との立場だ。

なお、今回の基本合意とあわせて、メディパルHDは、コーポレートベンチャーキャピタルファンドとして 2021年3月に設立したMEDIPAL Innovation投資事業有限責任組合を通じてChordia社に出資する。調達した資金は、製品開発費用、運転資金等に充当する考え。

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