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医薬品配送用EVのベース車両は、日産自動車のe-NV200。乗車定員2人。最大積載量350kg。運転席と区分けされた荷室部分に冷凍機とアイスバッテリー(特許技術を用いた保冷剤)を搭載し、外部電源により車両を充電すると同時に冷凍機を稼働させ、アイスバッテリーを凍結させる。外部電源を切断した後もアイスバッテリーで荷室を冷却することで、電力を使わずに車両荷室内を最適な温度に保つ。
医薬品配送用EVは、アルフレッサ、アイ・ティ・イー、キリックスリース(愛知県名古屋市、山口茂樹代表取締役会長兼社長)が共同開発した。アイ・ティ・イーは、アイスバッテリーと呼ばれる高機能保冷剤と専用のボックス、カート、20Feetコンテナなどを開発・製造し、低温物流全体に対するソリューションを提供している。低温物流分野にて複数の特許を保持している。キリックスリースは、日本初の「フルメンテナンスカーリース」専門会社。