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NBI・トップ人事 青野会長兼社長が8月末で退任 「後継計画」に基づく交代

NBI・トップ人事 青野会長兼社長が8月末で退任 「後継計画」に基づく交代 日本ベーリンガーインゲルハイム(NBI)は6月1日、国内グループ会社の役員人事を内定したと発表した。医療用医薬品ビジネスを展開するNBIでは、青野吉晃・代表取締役会長兼社長が8月31日付で退任。NBIで主にコマーシャル部門やメディカルなどを統括しているシャシャンク・デシュパンデ・代表取締役医薬事業ユニット統括社長が9月1日付で代表取締役会長兼社長に昇格することになった。NBI広報部は本誌取材に、青野氏の退任理由について、「当社には『後継計画』というのがあり、定期的に毎年、慎重にレビューしている。今が交代のタイミングということになった」と説明した。

青野氏は現在、NBIの会長兼社長のほかに、医療用医薬品製造を担うベーリンガーインゲルハイム製薬の代表取締役会長、動物用医薬品ビジネスを展開するベーリンガーインゲルハイムアニマルヘルスジャパンの代表取締役会長を務めているが、いずれも8月31日付で退任する。全ての後任にデシュパンデ氏が9月1日付で就く。

青野氏は9月1日付でNBIアドバイザーに就任し、主に医薬品事業に関わる助言などを行う予定。NBIの代表取締役医薬事業ユニット統括社長には9月1日付で、BI本社で現在グローバルの中枢神経系、網膜症、エマージング領域のヘッドを務めているヤンシュテファン・シェルド氏が就任する。

◎青野氏 NBI社長を10年務める 連続増収達成、マーケット戦略の変革をけん引

青野氏はノバルティスファーマの前身の日本チバガイギーに79年4月に新卒入社し、循環器事業部長、マーケティング本部長、営業本部長など営業・マーケティング一筋のキャリア。11年7月には社長補佐となり、主に循環器領域の製品を成長ドライバーに育てた。NBIには12年5月に取締役として入社、6月にNBI代表取締役社長に就いた。その後の組織改編を経て、20年1月にNBI代表取締役医薬事業ユニット統括社長、20年9月から現職。青野氏はNBIで10年間、社長を務めたことになる。現在65歳。

同社によると、青野氏はNBIで連続増収を達成したほか、「徹底したマーケット戦略の変革をけん引し、当社の医薬事業の成長に多大な貢献をした」としている。業界活動にも熱心に取り組み、EFPIA Japan副会長として革新的な医薬品やワクチンを早期に国内導入されるよう、政府・行政との対話の強化に取り組むなどしてきた。
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