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外資系医薬品メーカー
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内資系医薬品メーカー
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◎ブライスティング社長「1年で1製品、新薬13製品を日本市場にもたらした」
同社が日本市場で鮮烈にデビューしたのは2015年に上市したC型肝炎治療薬ソバルディ、ハーボニーに遡る。「この会社を日本で設立し、1年で1製品の革新的新薬をもたらし、すでに13製品を提供した。驚くべきもので、日本での存在感を確立することができた」-。ケネット・ブライスティング社長は会見の冒頭で、同社のこの10年間の歩みを振り返った。
この間、C型・B型肝炎、HIV、Covid-19、炎症性疾患などの領域で同社は存在感を高めており、いよいよオンコロジー領域に本格的に参入する。この日の会見で注目を集めたのが国内で臨床第1相試験を開始したADC・トロデルヴィだ。同剤は、抗体に低分子の抗がん剤を結合させたもので、結合する低分子はトポイソメラーゼ阻害剤イリノテカンの活性代謝物であるSN-38が用いられる。乳がんや肺がんなど固形がんの上皮組織に発現するTrop-2と呼ばれるタンパクを標的としている。
◎トロデルヴィ 第1相で日本人の安全性確認 その後、肺がん、尿路上皮がん等で開発も
表臨床開発本部長は、2剤以上の治療歴のある転移性トリプルネガティブ乳がんを対象とした臨床第3相試験「ASCENT」の成績を紹介。「無増悪生存期間(PFS)がコントロールの1.7か月に対し、トロデルヴィは4.8か月と3か月近い延長が見られ、全生存期間(OS)でも約2倍近い延長が見られた」と強調した。日本での開発戦略は、「臨床第1相試験で日本人の安全性を確認した上で、トリプルネガティブ乳がんや、他の乳がん、肺がん、尿路上皮がん、前立腺がんへの開発を実施していく予定」と説明。「まず2次治療、3次治療の有効性を確認し、その後、フロントライン(1次治療)に持っていく。また、単剤の開発もそうだが、新規作用機序の薬剤、がん免疫療法との併用も計画、進行中だ」と明らかにした。
◎NK細胞エンゲージャーにも期待 23年前半に臨床試験開始へ 炎症性疾患への展開も
オンコロジー領域では、ドラゴンフライ社から入手したNK細胞エンゲージャーにも期待感が示された。これまでの免疫療法がT細胞を不活化し、がん細胞を攻撃してきたのに対し、この薬剤は、NK細胞を不活化させるという、まったく新しい免疫療法を実現するもの。表臨床開発本部長は、「2023年前半に臨床試験を開始する予定」と明かした。また同剤への期待として、「炎症性疾患、自己免疫疾患にも重要な役割を果たしていることが認められている」と述べ、がん領域とあわせて炎症性疾患の領域でも開発を進める計画があることを明らかにした。