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Welby 乳がん患者の7割がPHR/PROを医療スタッフとの情報共有や有害事象の報告に活用したいと回答

Welby 乳がん患者の7割がPHR/PROを医療スタッフとの情報共有や有害事象の報告に活用したいと回答 Welbyは6月15日、昭和大学で乳がん患者を対象に行っているPHR/PROを用いた臨床研究で、患者の7割が医療スタッフとのコミュニケーションや有害事象の報告で今後もPHRアプリを使用したいと考えているとの研究結果を公表した。昭和大学病院の中村清吾ブレストセンター長は、「患者の愁訴を正確に捉えることは、治療成績の向上につながると言われている。PHRアプリを上手に活用することで、医療者と患者の関係が、より密接になることを期待する」とコメントした。

同研究は、昭和大学病院で手術後ホルモン療法を受けた乳がん患者14人を対象に、WelbyのPHRプラットフォーム「WelbyマイカルテONC」をePRO(Patient Reported Outcome:患者報告アウトカム)として活用し、治療開始から1か月間、体調、症状、投薬に関連するPROをPHRアプリで患者が入力。治療開始前と1か月後に患者のQOLを評価した。評価に際しては、患者に研究期間終了時点でPHRアプリに関するアンケートを実施した。

その結果、試験期間終了時点のアンケートで、約70%の患者が将来、医療スタッフとのコミュニケーションや有害事象の報告にPHRアプリを使用したいと考えていることが明らかになった。また、参加した全ての患者がQOLに悪影響を与えることなくPHRアプリを使用できた。さらに、79%の患者がアプリ経由でPROを完全に記録することができた。

すでに海外のがん診療においては、PROがガイドラインで推奨されている。一方で国内も近年、患者の治療継続には患者報告に基づくアウトカム(PRO)による有害事象の適切な管理と、医療機関や医療スタッフとの情報の共有化が重要との認識が高まってきた。Welbyとしては、今回の研究結果などを踏まえ、WelbyマイカルテONCの機能を通じて患者が治療に対する正しい理解を深め、医療関係者が患者の状態(副作用や症状悪化)を早期検知することで、より良い治療アウトカムの実現を目指すことなどについて支援していく方針だ。

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