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調査は、同社の専門調査員による参入企業や関連企業・団体などへのヒアリング、関連文献調査、社内データベースを用いて行った。調査期間は22年3月~5月。再生医療等製品は、シート移植型再生医療等製品、組織移植型再生医療等製品、細胞治療型再生医療等製品、CAR-T細胞製品――と調べた。
再生医療等製品市場は19年69億円、20年62億円、21年79億円と推移した後、22年見込114億円、25年予測267億円、30年予測662億円――になると分析。30年の市場規模は21年実績の8.4倍となる。
21年の再生医療等製品市場は、「日本メーカーの積極的な営業活動」により、シート移植型再生医療等製品(皮膚、心筋、角膜など)が伸長。CAR‐T細胞製品も治療施設数の増加や新薬の承認により伸び、拡大した。中国でもバイオベンチャーや大学・研究機関を中心にCAR‐T細胞療法の臨床試験が実施されており、今後、中国でも市場が本格的に形成されるため大きく伸長するとみている。細胞治療型再生医療等製品も日本での治療施設数の増加や適応範囲の広がりによって伸長が期待できるとしている。
◎CAR-T細胞製品市場 30年に320億円 中国でも市場形成へ
CAR-T細胞製品の市場規模は、19年10億円、20年15億円、21年17億円と推移後、22年見込38億円、25年予測129億円、30年予測320億円――になると分析した。
市場はいま、日本のみで構成され、キムリア点滴静注(ノバルティス)、イエスカルタ点滴静注(第一三共)、ブレヤンジ静注(BMS)があり、22年にはアベクマ点滴静注(BMS)が承認された。治療施設の増加や適応疾患拡大で市場拡大が予想されるとしている。また、中国では、「Relmacabtagene autoleucel injection」(JW Therapeutics)が21年9月に初のCAR-T細胞製品として承認され、バイオベンチャーや大学・研究機関を中心に臨床試験を実施している。この動きを受けて富士経済は、「中国でも22年に市場が形成され、その後は順調な伸びが期待されることから、30年の市場は21年比18.8倍が予測される」としている。
◎細胞治療型再生医療等製品 30年に262億円 日本中心に拡大
細胞治療型再生医療等製品の市場規模は21年37億円、22年見込47億円、25年予測95億円、30年予測262億円――と分析した。なお、同市場は、主に幹細胞を用いる細胞性医薬品(細胞治療製品・細胞製剤)のうち、保険適用された製品を対象としたもの。遺伝子治療用製品は対象外。
現在は日本のテムセルHS注(JCRファーマ)、ステラミック注(ニプロ)、アロフィセル注(武田薬品)で市場は構成されており、「参入企業の共同開発により、適用範囲を広げた製品が市場に投入され、25年から27年頃に伸長すると予想から、30年の市場は21年比7.1倍が予測される」という。なお、中国では、CAR‐T細胞製品の開発が中心となっているため、「市場形成には時間がかかるとみられる」としている。