MRのためのニュース・求人情報サイト

マルホが認知度・信頼とも№1 評価向上の打ち手「医師への生涯学習支援」45.7% エムスリー調査

マルホが認知度・信頼とも№1 評価向上の打ち手「医師への生涯学習支援」45.7% エムスリー調査 エムスリーが医師を対象に行った製薬企業の「企業ブランド評価レポート(皮膚科領域)」によると、企業認知度、信頼・評価ともにマルホが第1位に輝いた。企業認知度の第2位には鳥居薬品が、同じく信頼・評価の第2位は協和キリンがランクされた。信頼度の要因分析をみると、マルホは、①優れた医薬品、②研究開発力、③製造・生産、④企業の安定性、⑤情報提供、⑥デジタル化、⑦コンプライアンス、⑧医療・社会貢献-の8項目全てでトップにランクされるなど、他社を抜いて圧倒的に強い。一方で、企業評価を向上させる「打ち手」のトップは、「医師に対する生涯学習の支援」が45.7%で最も高く、次いで、「患者の治療支援につながる資材・アプリなどの提供」が44.9%で続いた。

調査は、エムスリーの提供する会員制サイト「m3.com」に登録する医師パネルを使って行った。皮膚科領域に関しては234人の皮膚科標榜医師から回答を得た。今回の企業ブランド評価レポートでは、医師から見た企業認知度や信頼評価、信頼度の要因分析、企業ブランド向上に向けて求められる「打ち手」などについて調べた。

◎「企業認知度」1位マルホ、2位鳥居薬品、3位協和キリン、4位科研製薬

医師が回答した「企業の認知度」の上位は、第1位がマルホで、「自身の専門領域に注力している」の割合は86.8%と他の企業を圧倒した。第2位は鳥居薬品、第3位は協和キリン、第4位は科研製薬、第5位はサノフィ、第6位は大鵬薬品となった。なお、企業認知度のランキングには合計23社がリストアップされた。

◎「信頼・評価」1位マルホ、2位協和キリン、3位鳥居薬品、4位科研製薬

一方、「企業の信頼・評価」の第1位はマルホで、「とても信頼・評価している」が54.7 %、「信頼・評価している」が25.2%で、回答医師の79.9%が同社を高く評価していることが分かった。第2位は協和キリンで、「とても信頼」、「信頼」あわせて67.5%、第3位は鳥居薬品で同様に66.2%、第4位は科研製薬で62.8%、第5位は大鵬薬品で61.1%、第6位はサノフィで56.8%となった。

◎信頼度の要因分析 1位のマルホ「医薬品が優れる・高品質」への回答が8割

ランキング上位企業の信頼度の要因分析を行ったところ、第1位のマルホについては、「医薬品が優れている・高品質である」が回答医師の80.3%と要因分析の中で最も高かった。次いで「製造・生産体制が信頼できる」が65.8%、「情報提供が適切である(質・量・タイミングなど)」と「企業として安定している(規模・歴史・収益力など)がともに62.8%だった。このほか「研究開発力が高い(新薬開発力、新技術導入の実績など)」が61.5%
だった。

マルホ以外の企業をみると、上位のうち「医薬品が優れている・高品質である」は、協和キリンと鳥居薬品がともに69.7%で並んだものの、マルホとの差が10ポイント開いている。そのほか第1位のマルホと他社の間で回答の差が小さい項目をみると、「コンプライアンス遵守の意識が高い」については、マルホの49.1%に対し、鳥居薬品は44.9%で、その差は4.2ポイントと接近していた。同様に、「企業として安定している(規模・歴史・収益力など)」をみると、マルホの62.8%に対し、協和キリンが58.5%で、その差は4.3ポイントだった。

◎中位ランク企業とマルホを比較 「情報提供が適切(質・量・タイミング)」向上がカギ

「企業の信頼・評価」ランキングで中位となった7~ 15位(社名非開示)の平均値と第1位のマルホを比較した。最も差が開いた要因は、「情報提供が適切である(質・量・タイミングなど)」でマルホの62.8%に対し、中位ランク企業は37.1%で、その差は25.7ポイントとなった。

では、企業評価(社会貢献)を高める「打ち手」とは何だろうか。医師に回答を求めたところ、「とても影響がある」の第1位は、「医師に対する生涯学習の支援」で13.7%、次いで第2位は、「患者目線の治療効果を重視した医薬品の開発・上市」と「アンメットメディカルニーズの大きな領域での医薬品の開発・上市」で、ともに13.2%となった。さらに第3位は、「医療現場の業務をサポートするツールの開発・配布」で12.4%となった。


サイト内検索