MRのためのニュース・求人情報サイト

乳がん領域の企業認知度、信頼・評価とも中外製薬が第1位 評価向上の打ち手は「個別化医療の促進」

乳がん領域の企業認知度、信頼・評価とも中外製薬が第1位 評価向上の打ち手は「個別化医療の促進」 エムスリーが医師を対象に行った「企業ブランド評価(乳がん領域)」によると、企業認知度、信頼・評価ともに第1位は中外製薬が輝いた。この領域では競合他社に対し、一歩抜け出た感じ。企業認知度の第2位には小野薬品が、企業信頼度の第2位にはファイザーがランクされた。中外製薬の信頼度の要因分析では、①優れた医薬品、②研究開発力、③製造・生産、④企業の安定性、⑤情報提供、⑥デジタル化、⑦コンプライアンス、⑧医療・社会貢献-の8項目のうち、6項目でトップを獲得した。一方で企業評価を向上させる「打ち手」では、「個別化医療の促進」や「医師に対する生涯学習の支援」が上位にランクされた。

◎「認知度」2位は小野薬品、「信頼・評価」2位はファイザー

調査は、エムスリーの会員制サイト「m3.com」に登録する医師パネルを使って行った。乳がん領域に関しては乳がん患者を診ている医師342人から回答を得た。医師の回答した企業認知度の第1位は中外製薬で、「がん・がん関連疾患領域に注力していることを知っている」との回答は63.2%となった。上位ランク企業をみると、第2位は小野薬品、第3位は大鵬薬品、第4位は日本イーライリリー、第5位はアストラゼネカ、第6位はファイザー、武田薬品の2社が同率で並んだ。なお、企業認知度ランキングには合計36社がランクされた。

一方、企業の信頼・評価の第1位はこちらも中外製薬で、「とても信頼・評価している」と「信頼・評価している」をあわせて50.6%の医師が回答した。第2位はファイザーで44.7%、
第3位は日本イーライリリーで44.4%、第4位は武田薬品で44.2%、第5位は大鵬薬品と小野薬品でともに43.6%だった。

◎中外製薬「医薬品が優れる」、「研究開発力が高い」との印象


ランキング上位6社について信頼度の要因分析を行った。第1位の中外製薬は、「医薬品が優れている・高品質である」と「研究開発力が高い(新薬開発力、新技術導入の実績等)」、「情報提供が適切である(質・量・タイミング等)が2位以下の企業を大きく引き離している。

一方で「情報提供や先生方とのコミュニケーションなどデジタル化を推進・実現している」はファイザーが第1位となり、中外製薬が2位にランクされた。情報提供のデジタル化で定評のあるファイザーだけに存在感を発揮した格好だ。また「コンプライアンス遵守の意識が高い」との項目では第1位が武田薬品となり、中外製薬が2位にランクされた。この項目における武田薬品と中外製薬との差は、わずか0.3ポイント。上位ランク企業がすべて僅差となるなど、各社ともコンプライアンス意識については高い水準を維持しているものと推察された。

◎「デジタル化推進・実現」は上位と中位で僅差

企業信頼度の要因分析をトップの中外製薬と信頼度7位~ 20位企業の平均値と比較した。その結果、中外製薬との差が大きく開いた項目は、「医薬品が優れている・高品質である」や「研究開発力が高い」との項目。逆に差に開きの無かった項目としては、「情報提供や先生方とのコミュニケーションなど、デジタル化を推進・実現している」や「コンプライアンス遵守の意識が高い」などとなった。
サイト内検索