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【4月23日新着】薬価収載 ユリスやニュベクオは5月下旬発売予定 新型コロナで日程考慮

新薬9製品が4月22日に薬価収載された。製造販売元から発売予定日が発表されたのは4製品で、富士薬品の高尿酸血症治療薬・ユリス錠は5月25日、バイエル薬品の前立腺がん治療薬・ニュベクオ錠は5月26日としている。新型コロナウイルスの感染拡大の影響を踏まえて、発売日を考慮したとしている。 あすか製薬の甲状腺ホルモン剤・チラーヂンS静注液は6月24日、日本たばこ産業のアトピー性皮膚炎に用いる初のJAK阻害薬・コレクチム軟膏は「6月下旬」の発売予定としている。 発売日(予定を含む)が分かった4製品は次のとおり(カッコ内は成分名、製造販売元) 【5月25日発売予定】 ▽ユリス錠0.5mg、同1mg 、同2mg(ドチヌラド、富士薬品) 薬効分類:394(痛風治療剤(内用薬)) 効能・効果:痛風、高尿酸血症 薬価:0.5mg1錠 30.00円、1mg1錠 54.80円、2mg1錠100.20円(1日薬価:100.20円) 尿酸排泄促進薬で、尿酸再吸収の抑制による血中尿酸低下作用を持つ。尿酸排泄促進薬では一般的に、肝障害や薬物相互作用への懸念が知られているが、同剤はこのようなアンメットメディカルニーズを意識して開発された。流通は持田製薬が担当するが、情報提供活動は、持田製薬と富士薬品が共同で行う。 【5月26日発売予定】 ▽ニュベクオ錠300mg(ダロルタミド、バイエル薬品) 薬効分類:429(その他の腫瘍用薬(内用薬)) 効能・効果:遠隔転移を有しない去勢抵抗性前立腺癌 薬価:300mg1錠 2,311.00円 (1日薬価 9,244.00円) 非ステロイド性のアンドロゲン受容体阻害薬。類薬にはアステラス製薬のイクスタンジ(エンザルタミド)やヤンセンファーマのアーリーダ錠(アパルタミド)などがある。アーリーダの効能・効果は同じだが、イクスタンジの効能・効果は「去勢抵抗性前立腺がん」となっている。 【6月24日発売予定】 ▽コレクチム軟膏0.5%(デルゴシチニブ、日本たばこ産業) 薬効分類:269(その他の外皮用薬) 効能・効果:アトピー性皮膚炎 薬価:0.5%1g 139.70円 外用のヤヌスキナーゼ(JAK)阻害薬で、アトピーに用いる初のJAK阻害薬として承認された。細胞内の免疫活性化シグナル伝達を担うJAKの働きを阻害し、免疫反応の過剰な活性化を抑制することで、自己免疫・アレルギー性疾患を改善するとされる。鳥居薬品が販売する。 【6月下旬発売予定】 ▽チラーヂンS静注液200µg(レボチロキシンナトリウム水和物、あすか製薬) 薬効分類:243(甲状腺、副甲状腺ホルモン剤(注射薬)) 効能・効果:・粘液水腫性昏睡 ・甲状腺機能低下症(ただし、レボチロキシンナトリウム経口製剤による治療が適さない場合に限る) 薬価:200μg1mL1管 20,211円 静注製剤は、意識が混濁し、経口投与ができない重症患者でも投与が可能となる。医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議を経て、厚労省が開発要請した品目。 【4月22日に薬価収載されたが、発売日未定または非開示の5製品は以下のとおり(カッコ内は成分名、製造販売元)】 ▽フィコンパ細粒1%(ペランパネル水和物、エーザイ) 薬効分類:113(抗てんかん剤) 効能・効果:てんかん患者の部分発作(二次性全般化発作を含む、他の抗てんかん薬で十分な効果が認められないてんかん患者の強直間代発作に対する抗てんかん薬との併用療法 薬価:1%1g 1,068.90円(1日薬価:855.10円) ▽デエビゴ錠2.5mg、同5mg、同10mg(レンボレキサント、エーザイ) 薬効分類:119(その他の中枢神経系用薬) 効能・効果:不眠症 薬価:2.5mg1錠 57.30円、5mg1錠 90.80円、10mg1錠 136.20円(1日薬価:90.80円) ▽リンヴォック錠7.5mg、同15mg(ウパダシチニブ水和物、アッヴィ) 薬効分類:399(他に分類されない代謝性医薬品(内用薬)) 効能・効果:既存治療で効果不十分な関節リウマチ(関節の構造的損傷の防止を含む) 薬価:7.5mg1錠 2,550.90円、15mg1錠 4,972.80円(1日薬価:4,972.80円) ▽ノクサフィル錠100mg、(ポサコナゾール、MSD) 薬効分類:617(主としてカビに作用するもの(内用薬)) 効能・効果:造血幹細胞移植患者又は好中球減少が予測される血液悪性腫瘍患者における 深在性真菌症の予防、真菌症(フサリウム症、ムーコル症、コクシジオイデス症、クロモブラストミコーシス、菌腫)の治療 薬価:100mg1錠 3,109.10円 ▽ノクサフィル点滴静注300mg(ポサコナゾール、MSD) 薬効分類:617(主としてカビに作用するもの(注射薬)) 効能・効果:造血幹細胞移植患者又は好中球減少が予測される血液悪性腫瘍患者における 深在性真菌症の予防、真菌症(フサリウム症、ムーコル症、コクシジオイデス症、クロモブラストミコーシス、菌腫)の治療 薬価: 300mg16.7mL1瓶 28,508円

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【4月23日新着】日本内科学会と日本感染症学会 院内感染防止で診療前のPCR検査に公的補助を

日本内科学会と日本感染症学会は4月22日、新型コロナウイルス感染症の院内感染を防ぐためのPCR検査に対し公的補助を求め、両学会の理事長名による合同声明を出した。一部地域の医療機関で院内感染が発生するなど、医療崩壊の可能性が高まっていることに危機感を表明したもの。 声明文では、無症状の患者からウイルス感染が拡大すると診療機能の抑制・停止に直結し、医療崩壊を促進すると指摘した。その上で、院内感染を予防する水際対策として、「COVID-19の症状が明らかではない患者への手術(挿管を伴うもの)、分娩、内視鏡検査、透析医療、あるいは救急医療などの診療実施前にPCR検査を行うことは医療崩壊を防ぐために必須」と強調し、このための公的補助を強く要望するとした。さらに、地域における蔓延状況や患者の症状、術式などを考慮した上でのPCR検査のさらなる普及・導入が望まれるとした。

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【4月23日新着】新型コロナ専門家会議 医療従事者への偏見や差別に警鐘 感染症の理解で啓発活動を

政府の新型コロナウイルス感染症対策専門家会議の尾身茂副座長は4月22日の記者会見で、医療機関での院内感染事例の発生に伴い、医療従事者やその家族に対する偏見や差別が拡大していることに警鐘を鳴らした。医療現場では、新型コロナ感染症の感染拡大を防止するため、医師や看護師などの医療関係者が自らの感染リスクと背中合わせで闘っている。尾身副座長は、「偏見や差別は絶対にあってはならない」と強調した。 専門家会議でも、医療従事者の子供の通園や通学の拒否といった影響が報告されているという。さらには医療従事者の離職や、休診、診療の差し控えなども実態として報告されている。尾身副座長は、誰もが感染しうる感染症だという事実や、誰もが気づかないうちに感染させてしまう可能性のあることを国民が広く理解する必要があると指摘。「病気に対して生じた偏見や差別が、さらに病気の人を生み出し、感染を拡大させるという負のスパイラルを招く恐れがある」との危機感を表明した。その上で、医療従事者をはじめ、新型コロナへの感染リスクと隣り合わせで働いている人々への敬意について、市民に啓発する活動を展開することが求められるとした。 なお、法務省や地方公共団体は、新型コロナ感染症に対する偏見、差別、いじめ等の被害にあった方からの人権相談を受け付けている。専門家会議でも、相談窓口の周知を強化し、利用を促すべきと提言している。

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【4月23日新着】サノフィとGSK 新型コロナウイルス感染症のワクチン開発で提携 21年下半期の実用化目指す

仏サノフィと英グラクソ・スミスクライン(GSK)は4月22日、両社の技術を活かして新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対するアジュバント添加ワクチンを開発する同意書に署名したと、日本法人を通じて発表した。署名は現地時間4月14日付。両社は2020年下半期にフェーズ1試験を開始する予定で、これに成功すれば、規制当局による審査を経て、21年下半期までに実用化できるよう開発を進める。世界トップクラスのワクチン企業2社が協力して、COVID-19ワクチンの開発を加速させる。 両社は、サノフィのワクチン事業部門グローバルヘッドのデヴィッド・ロウ氏と、GSKグローバルワクチンプレジデントのロジャー・コナー氏が共同議長を務める共同タスクフォースを設置した。タスクフォースは、両社のリソースを動員し、ワクチン候補の開発を加速するあらゆる機会を模索する。両社は「前例のない提携を開始」したとしている。 サノフィは、ウイルスの表面に検出されたタンパク質と正確に一致する遺伝子配列を作成できる遺伝子組換えDNA技術をベースとする、S-タンパク質COVID-19抗原を提供する。 GSKはアジュバント技術を提供する。アジュバントは免疫応答を高めるために一部のワクチンに添加するもの。1回の接種に必要なワクチン用タンパク質の量を抑えられるため、ワクチンの生産量を増やすことができる。同社は、「アジュバントの使用はパンデミックの状況下では特に重要」だとしている。 ■未曾有の医療危機 企業単独で対処することは不可能 サノフィのポール・ハドソンCEOは、「世界は未曾有の医療危機に直面しており、1つの企業が単独で対処することは不可能」との認識を示し、「サノフィは、GSKなどの業界他社と協力し、自社の専門知識とリソースを補完することで、十分な数量のワクチンを作り出して供給するという目標に向けて取り組んでいる」とコメント。 GSKのエマ・ウォルムズリーCEOは、「世界トップクラスのワクチン企業2社が協力することになる。両社の科学的専門知識、技術、能力を組み合わせることにより、ワクチンを開発する世界的な取り組みを加速し、できるだけ多くの人々をCOVID-19から守りたい」とコメントした。 ■各国政府と財政支援の協議進める サノフィが今回提供するS-タンパク質COVID-19抗原の開発は、米国保健福祉省事前準備・対応担当次官補局の一部門である米国生物医学先端研究開発局(BARDA)の協力の下で、同局の資金提供を受けて実施されている。両社は、米国以外の政府や国際機関からの財政支援について協議を進める予定だとしている。 BARDAのディレクターであるリック・A・ブライト氏は、「コロナウイルスのワクチンをできるだけ早く提供するには、ワクチン業界のリーディングカンパニーによる戦略的提携が不可欠」とし、「COVID-19に対するアジュバント添加遺伝子組換えワクチン候補を開発すれば、ワクチンの用量を減らし、より多くの人々にワクチンを提供し、このパンデミックを収束させ、将来的なコロナウイルスの流行に適切に備えるだけでなく、予防することも可能になるだろう」としている。

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【4月23日新着】レミケードBS 「ベーチェット病による難治性網膜ぶどう膜炎」の一変承認取得

日本化薬、セルトリオン・ヘルスケア・ジャパン、日医工、ファイザーは4月22日、抗ヒトTNFαモノクローナル抗体製剤レミケード(一般名:インフリキシマブ(遺伝子組換え)のバイオシミラー(BS)について、「ベーチェット病による難治性網膜ぶどう膜炎」の適応追加の承認を取得したと発表した。承認日は同日付け。 今回の一変承認の取得により、各社のレミケードBSは関節リウマチ、潰瘍性大腸炎、クローン病、尋常性乾癬/関節症性乾癬/膿疱性乾癬/乾癬性紅皮症、ベーチェット病による難治性網膜ぶどう膜炎――の適応となった。

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