MRとコンビニ、ファミレス、あるいは働き方について

MRとコンビニ、ファミレス、あるいは働き方について

「営業所がなくなりオンライン会議が全盛の今こそ、もう一度、働き方を見直そう」

皆さんはコンビニエンスストア(以下コンビニ)やファミリーレストラン(以下ファミレス)をどれぐらい使うだろうか。

営業所がなくなりつつある今、コンビニでコピーを取るのは当たり前、毎日、必ず訪れる人も少なくない。駐車場がしっかり完備されていて、軽食、しっかりした食事もあるし、トイレもある。雑誌もあるし、時間調整にもうってつけかもしれない。

なかには、オンライン面談やWEB勉強会の場所に使っているMRもいるだろう。

しかし、私の後輩で、長時間の駐車か頻回駐車か原因は定かではないが、店長とトラブルになって炎上したMRもいる。

当たり前のように使っているコンビニも想定外の落とし穴があるので十分注意してほしい。
一方、ファミレスは以前よりも客単価が上がっていて、内勤場所としては、いささか使いづらいかもしれないが、各ファミレスのモーニングはかなりお得だ。

午前中なら、腰を据えてPCを開くことができるのではないか。

チェーン展開している、有名な珈琲店も悪くはないが、案外、机が狭いかもしれないし、混んでいることが多い。

もう少し気軽に使える、「コワワーキングスペース」がもっとできてもいいのにと思うのだが、まだまだ、コンビニやファミレスの需要の方が大きいだろう。

営業車が最大のオフィスになっているMRが一番多いと思うが、いつまでも一人一台、営業車が与えられている時代が続くとは限らない。

永久に続くと思われていた支店や営業所がなくなり、次になくなるのは営業車であってもおかしくないし、駐車場代やリース車の固定費がいつ見直されても不思議ではない。

営業車がなくなって移動する場合、どこでデスクワークすればよいのか、考えてみることも大切な時期に来ているかもしれない。

今まで、「人・モノ・金」が湯水のごとく注ぎ込まれていた製薬業界だが、2023年は、さらにさらに厳しくなることも予想される。

次に何が無くなるのか(リストラも)じっくり考えながら、危機管理に備える年始めにしてほしい。

2023/11/24